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春の叙勲、4021人(時事通信)

 政府は23日午前の閣議で、2010年春の叙勲受章者4021人(うち女性357人)を決定した。内訳は顕著な功績を上げた人に授与する旭日章が876人、公務などに長年従事した人に授与する瑞宝章が3143人。より功績の大きい人に贈られる桐花大綬章には2人が選ばれた。外国人叙勲の受章者62人も併せて決定。発令はいずれも29日。 

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<ウナギ>稚魚の漁獲量激減 中国、台湾も 土用の丑ピンチ(毎日新聞)

 ウナギ養殖に欠かせない天然稚魚のシラスウナギの漁獲量が激減し、中国や台湾でも不漁だ。今月上旬、国内でウナギの「完全養殖」が世界で初めて成功したものの、量産までの道のりは遠い。今夏の土用の丑(うし)は安くウナギが食べられるのか。【小島正美】

 ヘッドライトで水面を照らし、体長5〜6センチのシラスを網ですくい取るシラスウナギ漁。毎冬12月〜翌4月、全国の太平洋岸の河口域で行われる。主な漁場は九州四国関東だが、今季はどこからも悲鳴が聞こえる。

 高知県では四万十川の河口を中心に、3月5日に漁を終えた。県しらすうなぎ流通センターによると、今季の漁獲量は155キログラムと前季の約4分の1。「こんな年は過去にない」と頭を抱える。

 宮崎県は3月20日に漁が終了。約40の養殖業者でつくる同県シラスウナギ協議会は「必要量の約4.5トンに対し、取れたシラスは1割程度の545キロ」と肩を落とす。他県産をかき集めているが「今夏は品薄だろう」。鹿児島でも昨年の2割程度の約1.5トン(2月末時点)で、過去10年で最低だ。

 水産庁によると、1960年代は年約100〜200トン取れたが、80年代に20トン前後に減り、00年以降は10トン台になった。今季は「5トン程度」が業界内の見通しだ。

 長期的な減少の背景にはシラスの乱獲が挙がっているが、最近は産卵場との関係が指摘されている。ウナギの生態に詳しい塚本勝巳・東京大海洋研究所教授によると、親ウナギの産卵場は通常、マリアナ諸島西方の海域だが、08年に赤道寄りに約100キロ移動したことが確認されたという。稚魚は海流に乗り日本沿岸に来るが、「産卵場が遠ざかったため海流に乗れず、多くがフィリピンやインドネシア方面に流れたのではないか」と推測する。

 日本にシラスを輸出している中国や台湾も不漁。国産の2倍以上の1キロ100万円以上でシラスが取引されたケースもあり、「国産、輸入を合わせ13トン前後を確保できればよい方」(輸入業者)という。今夏出荷のウナギは今季のシラス(1月採捕分まで)を半年以上かけて育てたものが多くを占め、値上がりは避けられそうにない。

 ウナギの養殖は現在、天然稚魚に頼らざるを得ない。人工シラスの供給を目指す国の水産総合研究センター養殖研究所(三重県南伊勢町)が今月8日、2世代目のウナギを人工ふ化させる「完全養殖」に世界で初めて成功したと発表した。しかし、卵からシラスに成長するまでの生存率は0〜5%と極めて低く、シラス量産の見通しは立っていない。

 舞田正志・東京海洋大大学院教授は「そもそも日本の川や湖に親ウナギがどの程度いるかもよく分かっていない。国がもっと戦略的に資源保護と養殖の研究を考えるべきではないか」と話す。

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CG使って平等院鳳凰堂の内部再現(産経新聞)

 世界遺産の平等院鳳凰(ほうおう)堂(京都府宇治市)の内部が、コンピューターグラフィックス(CG)で再現され、約950年前の創建当時の繊細で優美な極楽浄土の世界がよみがえった。本尊を安置する須弥壇は、夜光貝を加工した螺鈿(らでん)で装飾され、白壁を空に見立て青の濃淡で表現した豪華絢爛(けんらん)な彩色。17日から平等院で始まった春季特別展で初公開された。8月6日まで。

 再現は、平成16〜21年度に行われた大修理に伴う科学調査や専門家の意見を集約して実施。本尊の阿弥陀如来坐像や長押(なげし)の上にかかる雲中供養菩薩像(52体)などを外して撮影した堂内のカラー写真に、日本画家・馬場良治氏が復元した柱の彩色などを組み込んだ。

 須弥壇の階段は、金粉を混ぜて塗った漆を研ぎ出した下地に、極楽浄土に咲く花・宝(ほう)相(そう)華(げ)の文様をちりばめて螺鈿装飾。須弥壇下部の金メッキ部分には、獅子が描かれていたと推定した。

 台座の周囲の床は、昭和期の調査で少量の顔料が見つかったことをもとに群青で統一。手すりは朱色とした。

 一方、現在は3段の白壁となっている長押の上の部分には、雲中供養菩薩像がかけられていることなどから、虚空(こくう)が表現されていたと想定し、いずれも青を基調とした背景にしている。

 人間国宝で漆芸家の北村昭斎氏は「非常に充満した浄土空間を印象づける。彩色とは異なる光沢を伴った螺鈿が重要な意味を持ち、そこで宝相華を表現することで、華やかさが増すことがうかがえる」と話した。

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<西部ガス発砲>暴力団会長宅など捜索 福岡県警(毎日新聞)

 福岡市の西部ガス関連ビルと同社役員家族宅で起きた連続発砲事件で、福岡県警は10日午前、建造物損壊などの容疑で指定暴力団工藤会の会長宅(北九州市小倉北区)と福岡市の同会系暴力団事務所などの家宅捜索に入った。午後には同会本部事務所(同区)も捜索する。県警は、同社の大型事業に特定の大手ゼネコンを参入させないよう脅すことを狙った工藤会による組織的犯行との見方を強めている。

 北九州市小倉北区熊谷4の同会会長宅には午前10時ごろから捜査員約50人が敷地内に入った。入り口付近は盾を持った機動隊員十数人が並び、閑静な住宅街は物々しい雰囲気に包まれた。会長宅の捜索は約30分で終了した。

 事件は6日夜、福岡市東区の西部ガス関連ビル2階の正面玄関ガラス扉に銃弾が撃ち込まれて発覚。7日朝には同市南区の同社役員家族宅でも発砲音がしたと110番があった。残っていた薬きょうや弾頭などから、県警は役員家族宅には6、7両日の未明に繰り返して銃撃され、関連ビルへの銃撃を含めて発砲は3件だったとみている。役員家族宅への7日未明の発砲は弾頭が外壁を貫通して寝室に達していた。

 西部ガスには今年2月、北九州市若松区の響灘沖で進めるLNG(液化天然ガス)受け入れ基地の建設計画に関して、特定の大手ゼネコンを名指しして「使ったら被害が及ぶぞ」と参入を妨害する内容の脅迫状が届いていた。このゼネコンは暴力団との断絶を鮮明にしており、06年12月から九州支社や施工したビルや工場に銃弾が撃ち込まれたり、手投げ弾が投げ込まれたりする事件が今回の事件を含めると計10件続いている。今回の銃撃は、基地建設工事の入札を前にこのゼネコンを参入させないよう改めて脅す狙いがあったとみられる。

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スーパー耐性菌、国内で初確認=海外からの流入に懸念−千葉(時事通信)

 抗生物質が全く効かなくなった新たなタイプのアシネトバクター菌に感染した患者が、国内で初めて確認されたことが7日、分かった。海外で感染したとみられ、専門家はこうした多剤耐性菌が国内に持ち込まれて広がる恐れを指摘している。
 確認した千葉県船橋市立医療センターによると、昨年7月上旬、米国の病院から転院してきた20代外傷患者の状態が良くならないため検査したところ、国内で使われているすべての抗生物質が効かないアシネトバクターが検出された。直ちに院内感染の防止策を取ったため、感染の拡大はなかった。患者はその後治癒し、退院した。
 アシネトバクターは皮膚や自然環境中に常在し、健康な人には無害だが、免疫力の落ちた入院患者に感染すると生命にかかわることもある。
 耐性菌に詳しい池康嘉群馬大教授によると、複数の抗生物質が効かないアシネトバクターは福岡大病院などでも見つかっているが、確認されたのはより耐性が強いタイプ。同教授は「今回は防げたが、海外から多剤耐性菌が持ち込まれ、院内感染が広がる恐れがある」と警告。海外の抗生物質の不適切な使い方が原因で誕生していると推測できるという。 

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天気 近畿、冷え込む 金閣寺も雪化粧 (毎日新聞)

 近畿は30日朝、1月下旬〜2月上旬並みの冷え込みとなった。奈良市で氷点下1.4度になったほか、各地の最低気温は、京都市0.6度▽大阪市2.4度▽神戸市1.6度−−まで下がった。

 大阪管区気象台によると、28日ごろから続いた冬型の気圧配置で強い寒気が流れ込んだことに加え、晴れたことで地表付近の気温が上空より低くなる放射冷却現象が起きたためという。30日朝からは高気圧が張り出しており、31日には寒さが緩む見通しという。

 雪がちらついた地域も多く、京都市北区の金閣寺では季節はずれの雪化粧となった。【林田七恵】

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 ジャーナリストの有田芳生さんや大学教授らでつくる「意見広告7人の会」は31日、短文投稿サイト「ツイッター」を利用して、北朝鮮による拉致問題の解決を国内外に訴えるキャンペーンを1日から始めると発表した。

 キャンペーンでは、拉致被害者帰国の願いを込め、「Tadaima(ただいま)」のロゴマークを使ったメッセージボードを作成。賛同してくれる人にボードとともに写真を撮影してもらい、画像をサイトに掲載するなどして、拉致問題の世界的な周知を目指す。

 横田めぐみさん(行方不明時13歳)の父滋さん(77)は「世界中の関心が高まり、『ただいま』という日本語が各国で通じるようになってくれれば」と話した。サイトはhttp://twitter.com/tadaimajp。

 また、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(71)らは31日、中井洽拉致問題担当相に、近く期限が切れる北朝鮮への制裁延長と強化を要請した。

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